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漫画の中の標準治療とは、
「知ってほしいシリーズ冊子」(ページ下部に、リンク張ってます)によれば
「国内外の複数の臨床試験の結果をもとに
 専門家の間で検討され合意が得られている、
 現時点で最も効果が高い最善の治療法」のことです。

前に「治るといいですね」と言われるのが
しんどいと描いたのは、この漫画に描いたような理由からです。
「いつかは使えなくなってしまう薬で治療する」って
絶望的じゃないですか?
しかも、基本的に進行がんに抗がん剤を使うのは
「延命」のためだとあらゆる本に書いてあるし。

でも、母が病気になってからいろいろと調べる中で、
医療の世界が日進月歩だということをひしひしと感じております。
(彼女が今使っている抗がん剤、5年前だったら認可されていなかったのです)
今は、「完治が無理」だとしても、
これから研究が進んで手術以外にも有効な策が見つかるかもしれない。
もっと副作用が軽くて、効果のある抗がん剤が増えるかもしれない。
そこに希望をかけて、治療を受けている状況です。

この記事の参考資料を一応以下に示しておきます。

知ってほしいシリーズ冊子
(NPO法人キャンサーネットジャパン)

こちらのページで内容を読むことができます。

「抗がん剤は効かない」の罪
(勝俣 範之著・毎日新聞社)

>「抗がん剤は効かない」の罪【電子書籍】[ 勝俣範之 ]

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