ガンと鬱ときっと発達障害の狭間で、ため息の代わりに描く漫画。生きるのがつらいとき用の読み物・映画の紹介も。

Posts tagged "岡崎に捧ぐ"

休み休みつらくてもいいじゃんか:『岡崎に捧ぐ』

私は、私だけがつらいと思いたい。 他の誰よりも私がつらいと信じたい。 私のつらさについて話してもどうせわかってもらえないから(というか、向こうが「わかるよ」というのがいまいち信用できないから)人に話したくはないけど(というか話してはいて、その度に「やっぱりだめだった!」と敗れ続けているけど)、なんか、寄り添ってもらった、って実感がほしい。 …というときに読むべき漫画が『岡崎に捧ぐ』である。 昔、妹 […]
忘れられてもなくならない、子どもの私は、ずっと。

忘れられてもなくならない、子どもの私は、ずっと。

かつて、職場の同僚に「過去に戻りたいと思うことはある?」と聞かれたことがあります。 母が病気でなかった頃には戻りたい気持ちもありますが、基本的には私、「戻りたくない」派です。 今の自分が、私の人生史上一番いろいろ知っていると思うから。 とりわけ、小学生の頃にはまったく戻りたくありません。 見た目のだささ。内面の残酷さ。つまらないことでしかつながりを確かめられない友人関係。 今だって決して聖人ではな […]