ガンと鬱ときっと発達障害の狭間で、ため息の代わりに描く漫画。生きるのがつらいとき用の読み物・映画の紹介も。

まんが
ははまんが107:本質が試されるとき

ははまんが107:本質が試されるとき

前回の続きで、語り手は母です。 どんなに頭に血がのぼっていても母に「死ね」って言わなかったこと、 調子が悪くてもツボの優しい気持ちは死なないんだ、ってわかった気がして、 私は嬉しかったです。 ===ブログランキングに参加しています=== ゴールデンウイークも、しんどい気持ちで生きている皆様。 とりあえず、一日ずつ、やっていきましょ。あんまり先のことはわからないから。 よろしければ、ぜひ応援クリック […]
ははまんが106:饒舌な拳

ははまんが106:饒舌な拳

かっぴーさんに記事を紹介していただいて浮かれていたのも束の間、 元・家は大荒れで私もくたびれました。 実はこの漫画はだいぶ前に描いたものですが、 最近、ますますツボの気持ちの調子が悪いのです。 彼のつらいのを止める方法は、命を絶つ以外にないんだろうか。 描きためていた分は、少しずつ公開していきます(ますます暗いけれども)。 ===ブログランキングに参加しています=== 世間は(名ばかり?)プレミア […]
ははまんが105:背中は自分では押せない

ははまんが105:背中は自分では押せない

「自分は何をしてもだめだ」と思っている人に、 前回うまくいかなかったことについて、 もう一度自分で踏み出すように仕向けるのは酷な話でした。 もちろん本人が行きたくならなかったら、無理に連れていくことはできないけど、 しんどい思いをしている人が、自分が大丈夫かそうじゃないかって、判断できなかっただろうな、と。 友人の「話をよく聞いてくれるところ」という言葉が 暗に「話をよく聞いてくれないところ」が存 […]
ははまんが104:ググっても出てこないこと

ははまんが104:ググっても出てこないこと

  精神的に調子が悪いとき、どんな病院に行けばいいかは、検索してもわかりませんでした。 どうやって情報を集めたらいいかも、このときはいいアイデアが出ず、 とりあえずアクセスのよいところにある、すぐ診てもらえそうなところに行ったのですが・・・。 相性のこともあるかもしれませんが、このときの彼にとって 病院で話をきちんと聞いてもらえなかったことは、大きなマイナスになってしまいました。 最近読 […]
ははまんが103:自分の選択はいつも間違っている

ははまんが103:自分の選択はいつも間違っている

お久しぶりの、漫画です。 事情をこれからまた描いていきますが、我が家の「ガン患者」は、2人に増えてしまいました。 ということで、考えることが多すぎて、私も休日はただぼんやりしたりしております。 ははまんがと言いながら、しばらく精神的に調子の悪い家族「つぼ」について 描いていきます。 発達障害についてのことも、追って描いていきたいと思っています。   つぼは、高校の部活選びからそもそも間違 […]
ははまんが102:スピーク・ロウ

ははまんが102:スピーク・ロウ

今まで、抗がん剤の副作用は言われているほどのものじゃないのかも、 と思っていた。 やっぱり、大変な治療だった。 母は顔色が悪くて、少し話したら横になって眠らないと持たない。 私ともう一人の家族はいるだけでいらいらしてしまう、家とも思えない家。 でもそこに帰りたがっている母。 ===ブログランキングに参加しています=== 今日も漫画を読んでいただき、ありがとうございます! 下の四角いバナーをクリック […]
ははまんが101:夜景のきれいな病院

ははまんが101:夜景のきれいな病院

母が元気なときのお見舞いは、 不謹慎ですが、ちょっと楽しかったです。 そんな時間は、ほんの一瞬でしたが。 ===ブログランキングに参加しています=== 闘病中の皆様も、そんなご家族をお持ちの皆様も、 三連休明けしんどいぜ!の皆様も、漫画を読んでいただき、ありがとうございます! 下の四角いバナーをクリックしていただくと、ランキングが上がるシステムです! よろしければ、ぜひお気軽にぽちっと、お願いいた […]
ははまんが100:元気だったときのこと

ははまんが100:元気だったときのこと

母は昔、小学校の特別支援学級で講師をしておりました。 そのときの話です。 ついに漫画が100本目なので、 時系列はめちゃめちゃですが、 母が楽しく仕事をしてたときのことを描きました。 私も母と同様で 「グロ系怖いものみたさ」があるので 一緒に明治大学博物館に行ったことがあります。 (世界の拷問に関する展示がされているというおどろおどろしい場所です・・・) ===ブログランキングに参加しています== […]
ははまんが99:正体がわかれば、解決しなくても少し荷が軽くなる

ははまんが99:正体がわかれば、解決しなくても少し荷が軽くなる

スペイン語の先生に、 父がアスペルガーかもしれないと思っていることを話したら 「まだそういう判断が下ったわけじゃないんでしょう?」と言われました。 なんにでも名前を付けるのってたしかによくないかもしれないけど、 名前をつけることで、同じような悩みを持つ人と集うこともできるようになるかも、 と思ったりしております。 輪郭がはっきりしないと、出口が見つからない。 ===ブログランキングに参加しています […]
ははまんが98:性格の問題だけじゃないのかもしれない

ははまんが98:性格の問題だけじゃないのかもしれない

今回は、長くなりますがテキストもがっつり書きたいので、書きます。 前回書いたように、母は新しい治療を始めて、 前使っていた抗がん剤のときとは比べ物にならないほど弱っています。 そばにいることも、もちろん大切だし、なるべくそうしたいけど、 でも、他の家族がしない方法で私は彼女のためになることがしたいと考えています。 それは私にしかできないことだと思うからです。 以前、母は山手線のようにぐるぐる同じ話 […]
ははまんが97:しないことは思いやりに見えない

ははまんが97:しないことは思いやりに見えない

  自分一人が彼女の家族なのだったら、絶対行くのだけれど。 「こういうときに、私は彼女のそばにいた」とあとで自分が思うために、 彼女に無理をさせてはいけないと、思うのです。 ===ブログランキングに参加しています=== 今週もおつかれさまでした! 下の四角いバナーをクリックしていただくと、ランキングが上がるシステムです! よろしければ、ぜひお気軽にぽちっと、お願いいたしますm(_ _)m […]
ははまんが96:たった一言の力

ははまんが96:たった一言の力

私は言語学に関する勉強なども学生時代にしていましたが、 言語学の授業ご担当の先生が 医学部でも授業をお持ちだとおっしゃっていました。 言葉の使い方って、患者の選択を大きく左右することもあるから。 今回の問題は、言葉の問題だけではないと思いますが・・・、 前の病院にとどまっていたら、この新しい抗がん剤は使えないものだったかもしれません。 治療には、たくさんの分かれ道があるのだと恐ろしくなりました。 […]